2019/04/22 11:49

青いバラ・・・なんとなく心に染み入る感じがあって私は、大好きです。
ところで皆様は、青いバラが存在しているって知っていますか?
実は数年前までは、青いバラは、この世に存在していませんでした。そのため青いバラの花言葉は「不可能」、「存在しないもの」というマイナスイメージのものでした。
アジサイやアヤメなど、自然界には青い花がいくつもありますが、バラだけは青い色は存在しないと言われていました。なぜならバラには、もともと青の色素が存在しないからです。
世界中で青いバラの開発が進められていく中、日本では栃木県の小林森治氏が人工交配によって、青いバラを世に送り出し、「バイオテクノロジーでないと青いバラは作れない。」という定説を覆しました。しかしこのときに用いた方法は、品種改良によって、赤い色をどんどん抜いていき、青というより青に近い色にしていくものでした。

しかし研究者の探究心はつきないもので・・・
1980年代にバイオテクノロジーの進歩と共に青いバラの研究が盛んになりました。
1990年、サントリーもオーストラリアの企業と共同で青いバラの研究を始めました。
そもそも青色の色素を持たないバラを青くするためには、2つの大きな課題がありました。
①バラ以外の青色の花に含まれる膨大な遺伝子の中から青色遺伝子を取り出すこと
②バラの細胞に青色遺伝子を入れて、その細胞から青いバラを製作する方法を見つけ出すこと
サントリーでは最初にペチュニアから青色遺伝子を取り出すし、青いバラを咲かせようと試みました。
ところが、作り出したバラには、確かに青色遺伝子は入っているのですが咲いた花は赤いバラでした。
そこでリンドウやチョウマメ、トレニアなど他の青い花から青色遺伝子を取り出し、バラの花に入れましたがやはり青いバラを咲かせることができません。
1996年にパンジーの青色遺伝子を入れるとようやくバラで青い色素が作られるようになりました。

そして2002年に世界初の青の色素が100%蓄積した青いバラを咲かせることができました。
2009年には青いバラの一般への販売が開始され、青いバラが世の中に広まっていきました。
サントリーが開発した世界初の青いバラは、「サントリー ブルーローズ アプローズ」と名付けられ広く販売されています。
こうして青いバラが不可能だった時代は終わりを告げ、青いバラの花言葉は、「不可能」から「夢かなう」となりました。

研究者のあくなき研究の末の青いバラの開発。花言葉の「夢かなう」も素敵ですね。
エテルネル雑貨屋ギプソフィラでも青いバラのハーバリウムを販売していますのでお部屋に飾って、あなたの素敵な夢を叶えてみませんか?

